【MTO完成紹介】様々な革とデザイン

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MTO完成品のご紹介|Khish the Work

こんにちは、かわぐつのケンです。今回は、MTO(Made to Order)の完成品をいくつかご紹介します。

MTOは、皆さまのご希望に合わせたカスタムオーダーが可能なラインで、今回も個性あふれる素晴らしい靴が仕上がりました。オーダーの参考にしていただければ幸いです。


Whole cut Derby “Alder”

猪革の生成りヌメ革を使用した“Alder”は、ソールやステッチもナチュラルカラーで統一された美しい一足。


さらに、ハーフミッドソール仕様になっており、ウエスト部分がシングルソールで仕上げられています。ヴィンテージ靴がお好きな方のオーダーで、アメリカの古靴のような雰囲気も少し漂う仕上がりです。


Tassel loafer “Camellia”

ホーウィンのシェルコードバンを使用したタッセルローファー。グレーのライニングがアクセントとなり、洗練された印象を与えます。

シンコードバン比べて光沢感がより強いのが特徴とも言えるホーウィン。大きくうねるシワが入るのが楽しみです。


タッセルがやや大きめで、女性の方にもおすすめのデザインです。コードバン特有のシワが入ることで、さらに味わい深い表情に変化していくのが魅力です。


Apron Derby with Norwegian stitching “Chestnut”

Uチップのエプロンダービー“Chestnut”は、ワインハイマーのボックスカーフを使用したレアな一足。


通常は茶系や猪革でのオーダーが多いモデルですが、今回は黒のボックスカーフで製作。カジュアルな印象が強いデザインながら、上質な素材を使うことでフォーマル感のある仕上がりになっています。


Apron Derby with shadow stitching “Hawthorn”

“Hawthorn”は、スキンステッチのエプロンダービー。


今回はネイビーミュージアムカーフで製作し、ラウンドトゥ仕様になっています。スクエアトゥのドレッシーな雰囲気とは異なり、より柔らかい印象に仕上がりました。スキンステッチが美しく映える一足です。


Punched cap toe Oxford “Pecan”

クラシックなパンチドキャップトゥオックスフォード“Pecan”は、ミュージアムカーフの黒で仕上げられています。光の加減で紫がかったニュアンスが出る、独特な風合いが魅力です。

黒い靴でもひと味違う印象を求める方におすすめです。

Coin loafer “Laurel”

シンコードバンのコニャックを使用したコインローファー“Laurel”は、いい意味で何の違和感もない、普遍的な美しさを誇る一足。シンコードバンその奥行きある色味だけだなく、柔らかく足馴染みが良いのも特徴です。

MTOでは一番と言っても過言ではない売れ筋です。


3 eyelets Plane Derby “Snowbell”

トープカラーのミュージアムカーフで仕上げられた“Snowbell”は、明るい茶色とベージュのムラ感が特徴的。

パイピングを明るめにすることで、デザインのアクセントとなっています。贅沢なパターン取りによって、かかともシームレス仕様になっており、ミュージアムカーフの美しさを存分に楽しめる一足です。


Apron Derby with shadow stitching “Hawthorn”

今回特に個性的なオーダーとして、黒の猪革とナチュラルの熊革を組み合わせた“Hawthorn”が登場。異なる革の組み合わせがユニークな表情を作り出しています。猪革と熊革のコンビネーションは、世界でも珍しい一足となりました。


まとめ

今回も多くのオーダーをいただき、素晴らしい靴が仕上がりました。Khish the Workでは、MTOを通じて皆さまの理想の一足を形にするお手伝いをさせていただいております。

今後も受注会を開催予定ですので、ぜひフィッティングやサンプルのチェックにお越しください。次回のオーダーもお待ちしております!


Khish the Workの革靴にご興味をもっていただけた方は、ぜひ一度フィッティングシューズを試着していただきたいと思います。

フィッティングシューズは定期的に開催している展示受注会の他、郵送でもお試しいただくことができます。

詳しくはこちらのオンラインショップをご覧ください。

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