革靴に関するおはなし。 特別会-③ 来年以降の展示会の展望について

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毎週火曜日に私、菱沼乾と

動画にもたびたび登場している、私が靴を作っている中学からの友人、二階堂とで行う

「革靴に関するおはなし」を投稿しています。

ざっくばらんに対話形式で投稿させてもらっております。

対話内容についての不明点などコメントしていただければ回答します!

また、トークしてほしい話題などありましたらどしどしコメントください。

できる限りコメントの内容もやっていけたらと思います!

今回も特別編、来年以降の展示会の展望について「おはなし」していきます。

H:菱沼(ケン)
N:二階堂


N:作りたいデザインはいくらでも湧いてきそうだよね。

H:そう。ただ展示会は全体のバランスを見ながら、というのもあるから
去年は自分の作りたいものを作りつつ、全体のバランスは意識した。今年もそのつもりだから、あまりデザインが偏りすぎないようにというのは意識している。

例えばUチップだらけとかブローギングだらけだと見る側も作る側もちょっとお腹いっぱいになるから(それはそれで面白いなとは思う)デザインのバリエーションは増やすとかね。
今年の話じゃないんだけど、今後は一つテーマを設けて開催するのもありかなと思ってる。

N:例えば。

H:結構保守的な感じになるかもしれないけど、イギリスクラシックで揃えるとか。
面白いかはわかんないけどね。

N:Khishがイギリスクラシックを考え詰めた結果の到達点って考えるとワクワクしそう。

H:ワクワクするか?(笑)
イギリスクラシックはその道の猛者がいるからな…

N:なるほど(笑)

H:その中でも自分の気に入ったデザインをやるって形になるだろうけどね。あくまで例えばの話だけど。
あとはテーマでいうとナチュラルな感じ、自然をイメージした感じとかね。

N:自然のイメージというと柄とかってこと?

H:それもあるかもしれないし、あとはナチュラル系の革を使うとか。

N:色が薄めとか。

H:そう、あとは質感が自然に近い感じね。キラキラしてないというか。ボックスカーフではない雰囲気。

N:生成りっぽい感じね。

H:そうそう、あとは単純に色が草木みたいな、緑と茶色とか。

N:緑系の靴も今まであまり作ってないもんね。

H:そうだね。だからまだまだ構想段階にも至ってないけど、テーマを設けて展示会をやるのもいいかなと思ってる。

N:前は和もので統一した展示会もやってみたいって話をしていたよね。

H:和ものはいつやろうかずっと考えてる。

N:印伝とか使ってみたいって言っていたよね。

H:そうだね、これ見よがしじゃなく使いたいな。

N:おしゃれな使い方ね。

H:ほんのちょっとだけ使いたい。和物はかなりセンスが問われると思うんだよね。
和ものはどんな風に作ろうかずっと考えているから、テーマを設けた展示会をやるとしたら最初のほうになるだろうな。

N:夢は膨らみ続けるね。

H:作りたいものは尽きないからね。

N:個人的には年に一回、お祭りみたいな感じで様々な種類の靴を一堂に会してみるだけでも面白いな、って思う。

H:そうそう。今は自分自身で靴を作る立場だからよくわからないけど、靴好きの大学生だった頃にこういう展示会があったら間違いなく行くだろうな、と我ながら思う。
まあ自分が好きな靴を作ってるから当たり前なんだけどね(笑)

N:菱沼に靴を作ってもらうようになってから革靴に興味がわくようになったけど、
展示会の手伝いでああいう靴が並んでいるのを見るだけでもいいな、って思う。

過去の展示会の様子

H:だよね、なんかいいよね。
靴を詳しくない人が見たらへえ~ってなるだけかもしれないけど、
靴ってこんなのあるんだ、きれいだなって思って貰えてるかな。

N:へえ~ってなるだけでもすごいと思うけどね。
現代美術みたいななんだかよくわからないな、ではないじゃない。

H:まあそれは靴だからね。誰にでもなじみがあるから。

N:ただ、何の変哲もない靴が並んでいてもへえ~とはならない。

H:なるほどね。だからこそバリエーションを意識したりっていうのは重要だし、展示会ならではなのかもね。

N:今年も楽しみですな。

H:お客さん来てもらえるようよろしくお願いします!

N:よろしくお願いします!


特別会、展示会についてのおはなしは以上となります。

次回は、第2回の続き、メダリオンについて「おはなし」していきます。

是非来週もご覧ください!

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